1日のほとんどの時間を占める行動が与える影響
お正月休みもあり、久しぶりにTVゲームを引っ張り出して遊びました。
思えば、最近ゲームしてなかったな…と実感。
高校生になる前まではよくゲームをしていたので懐かしい気持ちになりました。
ポケモンとか、星のカービィとか、ピクミンの歌とかも流行ってたなとか、FF7はカクカクポリゴンだけど名作だったなとか、なんか色々思い出しました。
学校がお休みの時は夢中になって1日中で遊んでいたりして、寝る時に布団に入って目を閉じると、遊んでいたゲームのBGMが流れているような錯覚を起こした経験もよくありました。
小さい頃はこの現象にただびっくりしたり、楽しんですらいたのですがその事が気になって調べると、ゲーム転移現象という言葉に行きつきました。
ゲーム転移現象とは、ゲーム上での体験を現実に持ち込んでしまう現象のようです。
症状は人それぞれのようですが、生活の中での行動を現実にはないコントローラのボタンを押して、動作しようする症状など…。
んー…、デパートの中で自分の現在地を電話で誰かに伝えたい時、頭の中でセレクトボタン押して全体のMAPを表示させたくなる(押すのが一連の流れとして頭が認識している)状態なのだと思います。
これって結構重症じゃない?って思うじゃないですか。
でも自分の人生を思い返せば、原因がゲームじゃないだけで、結構同じような現象を体験した事ありました。
私はDTPデザイナー(広告制作)としてかつては会社に所属し働いていたのです。
良い話ではありませんが業界ではありがちな話で、朝から朝まで拘束される日々を送っていました。
そんな私の生活のほとんどはPC(Mac)との生活でした。
なので私の場合、現実での行動は割とキーボードと連係していました。
例えば、机にぶつかって物が床に落ちた時、物を机に戻したいから⌘+Z(Macで一つ前に戻る事ができるショートカットキー)と頭の中で思ってしまうのです。まぁ思ったところで現実では床に落ちたままなので自分で拾うのですが。
他にも、
手帳に予定を書き入れる時、その予定が2日間に渡っていると、頭の中ではコピー&ペーストのショートカットキーが押されています。(コピペのショートカットキー=⌘+C 後 ⌘+V)
面倒な漢字だったり、長い名前だったりする程、この衝動に駆られます。
いずれにしても疲れがたまっている時、寝不足な時によくある事でした。
頭が勝手に考えているだけで、口に出したことはないので、周りに与える影響は少しもありませんが、改めて考えてみると結構重症だったのかもしれません。
社会人の1日のほとんどの時間を占めるのは仕事
であれば、こんな経験した人は結構いるのではないかと思います。
重めの職業病とも言えそうです。
人それぞれに、業界特有の症状があるのではないかと思いますが、どの職業であっても、このような症状がでたら1日の時間をそれに使いすぎているのかも。そう気づくきっかけにもなりそうです。
1日のほとんどの時間を占める行動は、頭にも体にも心にも大きな影響を与えるのを私は身をもって体感してきました。
たとえ仕事が楽しくて仕方なくても、ゲーム同様に適度な休憩は必要なのかもしれません。